外壁やガラスは目につきやすいのですが、雨樋は普段見過ごしてしまうことが多いでしょう。
枯葉や鳥の糞などが詰まると、屋根からの雨水が上手く流れなくなります。
宮城県では、地域次第では積雪によって雨樋が破損やズレが生じるケースも考えられるはずです。
後半では、雨樋の掃除や修理費用を抑える方法も解説しています。ぜひ、最後までご覧ください。
雨樋の役割は?掃除・修理しないと起こる不具合
雨樋は、どのような役割を持っているかをまずご紹介します。その上で、雨樋の掃除・修理をしないでいると起こりうる悪影響についても見ていきましょう。
雨樋の役割
屋根から流れてくる雨水を雨樋で受けて、地面や下水へと流すために設置されています。
普段、雨樋の存在にあまり意識が行かない方も多いかもしれませんが、実は家を守る重要な役割を果たしているのです。
雨樋の劣化や詰まりで起こる悪影響
雨樋が詰まっていたり、外れていたりすると、屋根からの雨水が外壁を伝うので外壁の劣化を招きます。また、地面に直接流れ落ちると、建物の地盤が弱まる恐れも。
その他、近隣の家や道路と距離が近いと、汚れた雨水が近隣の方や通行人にもかかる可能性もあります。そもそも、持ち主にとっても流れ落ちる雨水に悩まされやすいでしょう。
雨樋の掃除をしないと、枯葉やゴミが詰まった部分にカビやコケが発生しやすくなります。あふれ出る雨水により、家の劣化を早めてしまう可能性も。
雨樋の掃除や修理は、定期的に必要なものと理解しておきましょう。
雨樋(あまどい)の掃除・修理【DIYできるケース】
ただし、はしごや脚立で届く位置に雨樋があり、足場もフラットな場合のみです。
この場合なら、はしごか脚立に上り、雨樋にあるゴミをトングで取り除きます。
バケツの水かホースで雨樋に水を流し、うまく流れない時は、ワイヤー付きブラシを挿入して中のゴミを取り除きましょう。
高所作業なので、必ず2名で行いましょう。
掃除をしても水が流れない場合は、速やかにプロに依頼するのがおすすめです。
雨樋の修理・掃除方法【業者に依頼するケース】
DIYで無理だと判断した場合は、専門業者に依頼しましょう。
雨樋の掃除や修理は、高い位置での作業であり、基本的に技術を持っているプロに任せる方が安心です。
プロなら、必要に応じて足場を活用し、安全な状態で雨樋の掃除や修理が行えます。
また、一部の雨樋の修理だけではなく、家全体の雨樋の掃除や修理を計画しているならプロに任せましょう。雨樋のゆるみや破損など早めに修理ができることも多く、結果的に、長持ちさせられるようになります。
雨樋の掃除・修理の費用相場
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
雨樋の交換や掃除(一ヶ所) | 30,000〜50,000円 |
雨樋の掃除 | 5,000〜30,000円 |
家全体 | 150,000〜500,000円 |
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雨樋の掃除・修理費用を安くするコツ
雨樋の破損や劣化があれば早めに依頼する
劣化が進んでしまうと、修理費用が高くつきます。劣化に気づいた時点なら、雨樋の交換で済んだはずだったのに、様子見しているうちに雨樋が外れて外壁を傷めるケースも。
こうなると、外壁の補修費用もかかってしまいます。
何か起こる前に、劣化や詰まりがないか雨樋を観察するのがおすすめです。たとえば、2階の窓からなら1階に設置している雨樋の様子を目視できます。
台風や雪害なら火災保険が適用される場合もある
業者に依頼する前に、加入している火災保険会社に相談しましょう。
適用される場合なら、被害箇所の写真撮影をしておいてください。
専門業者に相見積もりを依頼する
さらに、少しでも費用を抑えるなら、相見積もりを取りましょう。
2〜3社程度に絞って比較するのがおすすめです。
相場の範囲内で安い金額を提示している業者なら安心できるはずです。
極端に安い見積もりを提示する業者の場合は、雨樋のグレードを落とされていた、手抜き工事をされていたなどのトラブルの可能性もあります。
費用相場内の金額かを確認しつつ、信頼ある業者か対応や言動を見て決めましょう。
雨樋の掃除・修理でお困りなら便利屋へ
気になる雨樋の掃除一ヶ所から、家全体の雨樋の修理・交換まで承ります。
雨樋は定期的なメンテンナンスをすると、それだけ破損を早い段階で発見できます。
早い段階で対応すれば、施工費用を抑えることも可能です。
便利屋ですので、雨樋の掃除や修理だけではなく庭の草むしりや雨樋に枯葉が詰まりやすい樹木の剪定などのご依頼も対応いたします。
お見積りは無料です。
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